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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
ただ愛おしい仲_16
「優紀、ちょっと」
「なんですか?」

優紀と手を繋ぎ、元いた部屋に戻ろうと扉を開けようとする。
すると中から笑い声が聞こえてくる。
今までこのウチは静かすぎるほど静かだった。
なのに笑い声が聞こえてくるって。

「ほら中見てみ?」
「中?」
「そう、ジジババと紗がなんかしてんじゃね?」

そぉっとほんの数センチ扉を開けてみた。
中を見るとジジババもとい親父とお袋が紗を真ん中にしてえらいご機嫌だ。
実の子どもと孫はこうも違うもんなんかねぇ。

「兄貴が子ども連れてきた時はこんな感じじゃなかったのに」
「そうなんですか?」
「ああ。多分、向こうは嫁さんの方と仲良いからなんじゃねぇかな」
「紗も今日初めて会ったんですよ?」
「どっちかってと親父が紗にメロメロ?」
「西門さんってば(笑)」

マジそうだって。
兄貴んとこの子は紗と違って、親父見て泣き出したからなぁ。
それと真逆だからだろ。」
しかも「ジジ」ときたら親父も陥落だろ。
優紀といっしょで人たらしなんだな。
そんなところ似なくていいのに。
親としちゃ心配だぞ。

「この調子でいくと家とか建てんじゃねぇか?」
「?」
「紗の服を置く場所がないとか言い出すぞ」
「絶対に阻止してくださいよ?子どもなんてすぐ大きくなるんですから」
「言葉に甘えるってのは?」
「ダメです!」

可愛い顔して怒っても全然怖くなんかないのに。
優紀には悪いから一応肩を竦めておく。
名の通った家柄のバカ娘なら喜ぶんだけど、優紀はそんな女じゃねぇからな。
じゃなきゃ紗が懐くわけねぇし。
子どもにも忖度させてくるはず。

「だよな」
「当たり前です!それでなくてもこのお邸広いのに」
「広いったって50SLDKだぜ?司んとこに比べたら半分」
「西門さん、普通は4LDKもしくは5LDKですよ?ちなみに私と紗が住んでるマンションは2DKです」
「牧野が住んでたみたいなボロアパートじゃねぇよな?」
「つくし?鈴がいたのでお風呂は無きゃ…」
「良かった。優紀が普通の感覚の持ち主で」
「つくしに怒られちゃいますよ?西門さん」
「そりゃ勘弁だわ」

ほら、中に入ろうと優紀を促した。
扉をばと勢いよく開けた。
すると何やら紙を見ながら何か決めてる?
それを紗もいっしょに。

「何してんの?」
「ああ、ちょっとね。それよりちゃんとお詫びしたの?」
「したって!」
「あなた次期家元なんですからね、これでも一応」
「はぁ、一応な。それよりさっきの質問なんだけど」
「今ね家元と紗ちゃんのお部屋の壁紙とか家具とかをね、ちょっと見てたの

見てたの…ってことは8割方決めたな。
どっちが主導権握ってんだ?
頭痛てぇぞ。

「紗ちゃんもちゃんと希望言ったのよね〜」
「紗が言うわけねぇだろ」
「そんなことないわよ!ちゃんと紗ちゃんにどっちがいい?って指指してもらったんだから」

あきらんとこの母ちゃんみたいな言い方すんじゃねぇよ。
似合わなさすぎだ。
置かれてたカタログ?を奪い取った。

「なんだこれ」

優紀も驚いてるぞ。
金額は書かれてねぇけど、明らかにゼロが多いやつだろ。
確かにお姫さまの部屋仕様だ。
この純和風のたた住まいの中にある一種独特な部屋?

「これ親父が選んだの?」
「紗と選んだんだよな?」
「ジジ
「紗が気に入ったやつだからお前が却下することはダメだぞ」
「優紀が怒っても?」
「優紀さんを怒らせないように総二郎がちゃんと話せばいいだろう」
「俺かよ?」

いいけど。
もう怒ってる気はするけどご愛嬌かな。
どうせ金は親父だろうし。
ついでに紗が乗るからって車、便乗すっかな。

「優紀、俺らも家具のカタログ見よっか」
「西門さん?」
「ほら、俺と優紀が生活する部屋?の家具、いっしょに決めよう」

また眉がハの字になってる。
きっと優紀なら今あるのでいいっていうのはわかってるから…。
優紀が使い勝手のいいものを増やそう。
また俺の楽しみがひとつ増えた。










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西門邸の部屋数を確認するのに、花男FFを開ました!
パーソナルデータ載ってて便利。
50SLDK…
きっと迷ってしまいそうです。
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2020/07/01(水) 11:22:13 | | [編集]
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