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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
ただ愛おしい仲_17
「西門さん」
「どした?」
「あの…私、ここに泊めさせていただくなら1度ウチに戻ってもいいですか?」
「なんで?」

優紀からウチに戻るって言われて視線が強くなった。
この家で足りないものなんてないから。
俺といるのがイヤ?

「紗が夜、寝るときに隣に置くぬいぐるみを取りに行きたくて」
「あーなるほど」
「なのでちょっと行ってきます」
「俺も行く!」

当たり前だろ。
優紀ひとりでなんて行かせられない。
何かあったらどうすんだよ。

「電車ですぐですし…」
「遠いじゃん」
「都内ですよ?」
「荷物持ちも必要だろ?それに優紀と紗が住んでたとこ見たいし」
「見てびっくりしちゃいますよ?(笑)」

ダメって言わないだけ進展したかな。
久々に優紀を助手席に乗せると思うと胸が躍る。
俺はジジババに出掛けてくると言って、優紀を連れて邸を出た。

「懐かしい?」
「はい…よく乗ってましたもんね」

優紀を乗せた車はBMW。
付き合ってる時によく使ってた車。
ひとりで乗るのと優紀を乗せるのとは雲泥の差。
やっぱいいな。
こういうの。

「この車って優紀しか乗ってねぇの知ってるよな」
「そうなんですか?」
「そうなの。こいつ、一応人選ぶんだよな」
「西門さんってば…(笑)」

優紀の案内をもとにマンションに着く。
マンション近くにあるパーキングに車を停めてエントランスに入った。
そして優紀が住んでる部屋に案内された。
調べることなんてしなかったから全く知らない。

「ここです。足の踏み場ないですけど…」
「んなことねぇって」
「いえいえ、汚いんです、本当に」

玄関のドアを開けてくれた。
やっぱ優紀だ。
一歩部屋に入ると暖かい。
リビング?には紗のおもちゃ箱。
チェスト?キャビネット?の上には紗の写真。
その中のひとつを手に取った。

「可愛いでしょう紗」
「めちゃくちゃ可愛いな、これ」
「そうなんです。自分が産んだのに紗ってばすごく可愛いんです」
「そりゃ俺の遺伝子入ってるもん」
「そうですね」
「優紀嬉しくねぇの?」
「嬉しいですよ?」
「だろ。もれなく可愛い紗とカッコいい俺が手に入るんだもんな」

ちょっとだけ揶揄うつもりで言ってみた。
多少は笑ってくれたけど、まだ警戒してるな。
まぁ今日の今日でガッツいても仕方ねぇ。

「優紀、紗のアルバムねぇの?」
「ありますよ、見ますか?」
「持って帰って優紀の解説?聴きながら見るわ」
「用意しますね」
「うん」

俺の後ろに優紀がいるのは気配で分かった。
だから両手で優紀の手を俺に回させた。
フォトフレームに入った紗の写真を見て泣きそうになってた。
だから優紀に今の俺の恥ずかしい顔を見せたくなかった。
優紀になら色んな俺の姿を見せてもいい。
昔は見せてたから。
きっと紗のアルバムなんか見たら泣くのはわかりきってるし。
だから今はちょっとまだカッコいい俺でいさせて。
だから話を少しだけ逸らせた。

「なぁあっちの部屋って寝室?」
「そうですけど…西門さんはダメですよ!入室禁止です!」
「なんで?!いいじゃん」
「ダメです。ここで待っててください」
「なんもしねぇって。優紀こそ期待してる?それなら期待に応えるよ?」

揶揄い半分、本音半分。
優紀の手をガッチリ掴んで、優紀と紗の寝室に入った。









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結局、入っちゃうんですな総二郎。
そういえば、今年のベストジーニスト賞の投票がもうすぐ締切ですね。
ジーンズ好きなので、特集されたりすると雑誌買っちゃいます。
雑誌といえば、デルーカの付録がついた雑誌が最近でたのですが…
気付いたのが遅くて予約出来ず買えませんでした。
なので…今度、ショップに行こうかな計画立ててます。
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2020/07/02(木) 11:20:25 | | [編集]
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