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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
未来への扉_2
カテゴリはプロポーズになります。










「気になったこと話してもいいかな」
「やっぱ止めたって言葉以外なら構わねーぜ」
「違うよ。仕事のこと」
「おまえはどうしたいんだ?」
「あたしは・・・出来ることならこのまま働きたい」

ウチでジッとしていられるような性格じゃない。
道明寺に嫁いだらそれが通じるのかはわからない。
だけど、気持ちを押し込むよりはいい。

「言うと思ったぜ・・・ある意味、想定内」
「ごめん」
「それはババァみたいにずっとつーことか?」
「ううん」

首を左右に振る。
正面を向いて話してないだけマシかもしれない。
きっと今の司の顔は怒ってる。
就職の時みたいにケンカしてもこれはちゃんと伝えなきゃいけない。

「子供が出来たらもちろん辞める」
「当たり前だ」
「司が海外常駐になったら付いてく。それまでは今のところで働きたい」
「出なきゃなんねーパーティーが増えてもか?」
「うん」
「その覚悟はあるってか?」
「覚悟っていうのかな・・・ほら、あたしって動いてなきゃダメな性分だから」

自分でも損な性格って思うけど。
仕方が無い。
これが牧野つくしだから。
司には到底追いつけないけど・・・ウチのことはともかく仕事でも助けたいの。
すると司は盛大なため息を付いた。
そしてゆっくりと口を開く。

「体壊しでもしたら即刻辞めさせるからな」
「えっ・・・それじゃ」
「どうせ辞めろっつてもすんなり俺の言うこと聞かねーだろ、おまえは」
「いいの?本当に?」
「しつこいぞ」

くるっと体を回して司と向き合った。
ほんの少し怒った風に見えたけど、それは照れ隠しなのかもしれない。

「じゃ”牧野”で働きたいっていうのももちろん想定内だよね?」
「あぁ!?寝言は寝て言え」
「だって・・・道明寺になったら周りの見る目が変わるもん」
「慣れりゃいいだろうが」
「そんなのムリムリ。今年入社したペーペーなのにどっちが上司かわかんなくなっちゃう!!」
「そんなにヤなのかよ」
「嫌なんじゃなくてあたしはあたし自身をちゃんと評価してほしいだけ」

お願いしますと面と向かってる司に頭を下げる。
司ならその意味わかるでしょう?
NYに道明寺司として行った頃、親の七光りだのぼんくら2世だの色々と陰口を・・・
敷いては経済誌や新聞にも載ったのをあたしは知ってる。
だからじゃないけど。
比べるわけじゃないけど、名前ひとつで見方を変えて欲しくないだけ。

「もちろん公の場ではちゃんと道明寺を名乗るよ」
「当たり前だっつーの」
「会社、働いてる時だけ・・・ダメかな!?」
「・・・・・・・・・・」
「もちろん公表後はちゃんと名乗るから、ね!?」

小悪魔にはなれないけど。
首をちょっとだけ傾けてお願い。
桜子なら絶対にお願いされちゃうんだろうけどあたしの場合はどうだろ・・・。

「おまっ、ずりーぞっ」
「それじゃ・・・」
「わかった。その代わり絶対ぇ、何があろうとも指輪は外すな、キョトキョトすんな」
「ありがとう、司」
「他には?もうねーのかよ、言いたいこと」

司があたしの髪を梳いた。
気付いてるんだ・・・やっぱり。
仕事以外は別に重要じゃないからいいかなと思ったんだけど隠せないか。
口を開こうとした矢先、司が先手を切った。

「式とか入籍のこととか、女だったら気になんじゃねーの?」
「あっ、うん・・・」
「どうなんだよ実際」
「正直なところ、あたし自身わかってないとこが大きいんだ。だけど・・・」
「だけど何だよ。この際だ言え」
「もし、もし可能ならお式だけは近親者のみがいい」
「それから?もうねぇか?」
「あっ、うん。今思いつくのはそれ位かな」

正直、本当にわからない。
きっと同じ年代の子ならこんな式がいいとか場所はこことか理想があるはず。
かわいくないんだろうけど、あたしの場合は頭が付いていってない。

「俺は籍だけは先に入れたいと思ってる」
「うん」
「式はおまえがそうしたいならそれでいい。但し披露宴だけは会社が絡む以上ムリだ」
「それは予想してる」
「式は6月NY。披露宴も・・・アバウトだけどな」
「うん」
「籍は、男の場合は紙切れ1枚書いて終わりだけどよ、女は拘るだろ」

全く・・・
これじゃどっちが花嫁かわかんないじゃん。
隠れてゼクシィでも読んだの!?
司の頭の中じゃもう決定事項でそれに併せてスケジュールが組み立てられてる。

「なら司の誕生日がいい」
「いいのかよ?俺は嬉しいけど」
「うん。あたしの誕生日にプロポーズしてくれたでしょ。なら入籍は司の誕生日にしよう」

そういうと司があたしをギュっと強く抱きしめた。
それが答えなんだと思う。

「ちょっと///くるしいってば」
「黙って抱きしめられてろ」
「ホント俺様なんだから」




すっごい頭はキレるのに、たまに子供みたいになるんだもん。
そういうところがあってもいいよね?









=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=
カテゴリはプロポーズになっています。
続きのようなものなので・・・。
やっぱり「つくしの尻に敷かれてるじゃ~ん司」って感じです。
決済書類の中にゼクシィが隠れてたりして(笑)
うちの司は夢見る男子なのかもしれません。
miru
=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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